桜満開。

温暖化進行中とはいえ異例の暖かさ（むしろ暑さ）のここ数日、身の回りのあちこちで桜が一気に開いている。ちょうど小・中学校が入学式を迎えていたが、こんなに桜の咲いている入学式は実に久しぶりなのではなかろうか。

一昨年あたりから「桜」関連商品をよく見聞きする。主に食品・日用品。桜餅、桜茶のバリエーションだけでなく、桜餡の饅頭や塩漬けの桜葉・花をあしらったものが食品売り場に、桜の香りを謳った衛生用品などの消耗品も市場に出回っている。気が付けば何かしら購入していて、入浴剤だのボディソープだの歯磨きだの身の回りの幾つかが「桜の香り」商品だった。
桜の香りには微妙な爽快感を感じるし、食品で言えば「さくらんぼ」味のほどよい甘酸っぱさが、桜そのものの「春」のイメージ、または「さくらんぼ」の「初夏」のイメージから、甘くも爽やかで、華やかでもさりげない、そんなところが人気なのだろうか。
「さくらんぼ」＝「チェリー」と言うと、またいろんなイメージがある。
「チェリー・ボーイ（ガール）」なんてのも。（「錯乱坊」はこの際不問（＾＾；）
この中途半端な未熟感も時代の要求するところなのだろうか。

さて。今日が今年の桜のピークらしく、花見日和ということで、各地は相当の人出が見込まれる。人混みは勘弁なので出掛けるのは止めておいたが、桜はどこかで堪能したい。