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La'cryma Christi ”Resurrection”@ZeppTokyo & C.C.Lemon HALL [MUSIC…聴く。]

昨年秋口、突如発表された再結成。
10月に実施の大イベント「V-ROCK FESTIVAL」で、当初発表の出演バンドではなかったが、追加で出演が決まったとの報であった。
行きたいのはやまやまだが、イベントは体力的に厳しいので、まぁお祭り的な花火みたいなもんだろうと勝手に解釈してスルーしたものの、ついつい気になりグズグズmixiのコミュとか見ていたところ、1月にツアー!とあって。
計5回(うち東京4大阪1)、ネットで抽選とか、懐具合もあって躊躇していたら第1次終了、落ちた人もいるとかで慌てて第2次に東京分全日申し込んだら全部当たってしまった(最終的には余裕があった模様)。身内でもファンがおり、流石に複数枚は無理なので1日分だけ譲り(連続だと身体がしんどいってのが本音)、まさに指折り数えつつ年明けを迎えた。

1/12、ZeppTokyo。3年前のあの日、この日がこんなに早く来ようとは思ってもいなかった。その同じ会場で、再び彼らに逢おうとは。もちろんあちこちのバンドで再結成なんていう話もあるし、可能性がないとは思っていなかったのであるが、とにかくサプライズであったし嬉しいことに間違いない。
メンバーのTAKAとHIROのユニットLibraianのライブもこのところ小さいイベントばかりで行けてなかったので、実に久しぶり。いつものように上手の前方に入る。
期待にたがわず、初っ端から飛ばす貫禄のステージが始まる。
選曲はあくまでも5人であった頃のもの。それも「10年前」にこだわる。つまりメンバーの方向性の相違とかの表出する前、ハードロック色の強くなる以前。もっとも動員の多かったコアな頃と言ってよいだろう。(個人的には「全盛期」と言う言葉は違和感があるので避けたい。)それ以降の好きな曲も多いのだがこれは至し方ない。
何度となく演奏されてきた楽曲。聴く方も何度となく聴いているので身体が覚えている。自然と出るアクション。ただし5人のメンバーによる演奏をみるのは5年ぶりで、あらためてWギターの生演奏を味わう。
1週間置いて1/18・19。疲れたなんて言っていられない。
ツアーグッズの日替わり色違いタオルは開演前に早くも売り切れ。
ステージに近い方なので、あまり見えないし結構押し合ってグチャグチャでもある。
しかしこの「参加している」「参戦」感がたまらず、もう一緒くたに楽しめる。
まさしく「ここにいるみんながラクリマ・クリスティです」な一体感。
既にファイナル2daysが発表されていたため、「これが最後」の悲想観もなく、ただ嬉しい。

初日終演後ファイナル2daysのチケット購入。
暮れに公式HPで先行発売していたため、あまり良い席ではないなりに2/13は1階の半分より少し後ろ、2/14は2階袖の前の方を取る。
最後がホールということで、このところずっと大きめでもライブハウスだったので遠いし…と半ば醒めていたのだが大間違いであった。ライブハウスで前に詰まってしまうと思ったように動けないのが、余裕のあるイス席では思い切り手を振り上げられるのに気づいたときには足腰がふらついていた。特に肩・腕の疲労が激しい。
ビジュアル系ライブでよく見られる手扇、どんな動き方をするかでファンだった年代がわかる。古いファンは、それこそ曲ごとに歌詞に合わせた振りを見せる。最終日は2階だったこともあり、その辺りがよく見てとれた。
私は見よう見まねで覚えたのがかなり後期だったし、ほとんどホールでやらなくなった頃で、それも前方で、優雅な手扇なんてやってられないし誰かがやっていても見えない。だからちょっと羨ましい。10年前の手扇が今だに自然と出てくる、つくづく愛されていたのだなと思う。
以前も書いたが、ラクリマのファンは本当に温かい。というかギスギスした尖がった感がない。
いや、尖がってない=ぬるいとかでなく、刺々しさがないのだ。だから心地よい。
思い切り身体を動かした数時間。いよいよ終演。
アンコールが止まない。

この「Resurrection」ツアーを通して、終演直後に「With-you」のカラオケが流されていた。
当然のように最も広く愛されたこの曲が流れると大合唱になる。
最終日はこの大合唱の後、さらにアンコールの大喝采。
メンバーもこれに応えて最後のご挨拶。
しかしみんな表情が明るい。今後もまた集まる可能性が示されているから。

また、逢いましょう。
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